書籍詳細
大正新婚浪漫~軍人さまは初心な妻を執着純愛で染め上げたい~4
あらすじ
我慢していた分 たっぷり教えこんでやろう
雪禎と幸福な日々を過ごしていた楓のもとに突然、芸妓だった楓の母を贔屓にしていた鎧戸十郎の使者・文野がやってくる。
文野から聞かされたのは「雪禎と離縁し、自分の妻になってほしいと鎧戸が言っている」という内容だった。
――雪禎と離縁するなど考えられない――
楓はきっぱりと断るつもりだったが、兼禎から妾のお前が妻では雪禎の足かせになると
言われ、動揺する楓。
愛する人と一緒にいたい、でも雪禎にふさわしい女性は由緒正しいご令嬢。
心が揺れ動く楓。2人の未来の行方は…?
キャラクター紹介
縞田 楓(しまだ かえで)
実家の計略で、妾腹という素性を隠して雪禎と結婚。嘘や身分差に悩みながらも、彼に惹かれていく。
岩津雪禎(いわつゆきさだ)
華族の血筋で、将来を嘱望されるエリート将校。陸軍では鬼と呼ばれるが、楓には特別に甘くて過保護。
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