書籍詳細
地味男を餌付けしたら、実はイケメン御曹司でした【分冊版】
あらすじ
研究オタクでコミュ障
でも、本当の姿は――?
会社の中庭でお弁当を食べようとしていた沙那絵は、白衣を着た行き倒れを発見する。髪はボサボサだし、服はヨレヨレ。しかもメガネのせいで顔はよく見えない。空腹を訴える彼は、研究に没頭しすぎて食事するのを忘れてしまったらしい。自作の弁当を譲った沙那絵は、元カレに自分の弁当を「ババア飯」とバカにされた苦い記憶があり、白衣の男に何を言われるかドキドキする。心配に反して弁当を気に入ってくれた彼に今後も弁当を作る約束をしたが、このときの沙那絵は知らなかった。白衣の男が、自分の勤める会社の御曹司であることを――!
キャラクター紹介

橋本紗那恵(はしもとさなえ)
料理が得意な24歳。天野製薬勤務で、毎日のようにお弁当を作っている。

天野直幸(あまのなおゆき)
天野製薬の御曹司で、新薬開発部門の研究者。研究に没頭すると食事も忘れてしまう。